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【新テニ】氷帝vs立海 Game of Future 前編がとても良かった話【ネタバレ注意】

2021年2月13日14:30、ついに『新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future【前編】』の配信が始まった。

 

体感時間5分に思えるほど面白さで、感想を書かずにはいられなかったのでネタバレしつつ感想を記す。

ネタバレを見たくない方はブラウザバック推奨です。

 

【1試合目】

丸井ブン太、玉川よしお vs 忍足侑士、向日岳人

立海次期部長でロブに定評のある玉川くんの登場です。当初はジャッカルが出る予定だったようですが、立海の未来を考えたジャッカルが玉川に枠を譲った形だそうです。

序盤こそは得意のロブで試合を有利に進めるも、向日のアクロバットによって攻略されてしまいます。ブン太の足を引っ張ることを恐れた玉川はロブを封印してしまいます。

そんな玉川の煮え切らない態度に憤ったブン太は1人で忍足・向日ペアを相手にします。1人でも丸井は忍足・向日ペアと渡り合いますが、体力の消耗が非常に激しいようです。

ここで、玉川にサーブが回ってきます。ブン太の足を引っ張ることを極度に恐れている玉川に「勝つために挑戦した結果であれば、いくらでも足を引っ張って構わない」的なことを言います。この言葉で吹っ切れた玉川は新技のロブを披露します。海堂のブーメラン並みの角度で落ちる(らしい)ロブです。

新技のロブを武器に氷帝ペアと渡り合う立海ペアですが、最後の最後で氷帝ペアによるスカイラブハリケーン的なものでロブを返球されてしまい敗北。5-7で氷帝勝利。

 

とにかくブン太がかっこいい試合でした。

 

【2試合目】

真田、柳 vs 樺地、鳳

風林火陰山雷や空蝉などで3ゲーム先取する立海ペアですが、鳳のスカッドサーブを返球することができず3-1と巻き返されます。それでもやはり立海BIG3の壁は高く、5-1まで追い詰められる氷帝ペア。絶体絶命のところで跡部、宍戸からゲキを飛ばされます。すると、樺地のコピーや鳳の絶妙な観察眼を活かして5-4まで盛り返します。

しかし、それでもやはり立海ペアは上を行きます。黒龍二重の斬のオーラによる目眩しなどを駆使し、再び氷帝ペアを圧倒します。6-4で立海勝利。

 

真田クラスでもスカッドサーブを打ち返さないのが意外でした。タキオンの人ってもしかして割と強かったんですかね…?また、時間軸がU-17W杯後であるのにも関わらず、真田の風林火山が嵐森炎峰でなかった点が個人的には気になるところでありました。

 

【3試合目】

柳生 vs 宍戸

鳳のスカッドサーブで速球に目が慣れている宍戸は柳生のレーザービームも見事返球し、1ゲーム先取します。しかし、柳生はU-17W杯でドイツ代表相手に奮闘した仁王に触発されて編み出した新技「リフレクションレーザー」(不規則に跳ねるレーザー)を披露し、3-1と逆転します。

リフレクションレーザーに手も足も出ない宍戸でしたが、鳳のアドバイスによって、"リフレクションレーザーは通常のレーザーよりも少し遅いこと"に気付き、見事リフレクションレーザーを返球します。

ここからは真っ向勝負と言わんばかりにレーザーと高速ライジングの応酬です。3-2、3-3、4-3…6-6と試合は進みます。最後はレーザーをポーチに出て返球した宍戸がタイブレークを制します。6-7で氷帝勝利。

 

終始柳生から仁王の気配が感じられた試合で、仁王が好きな筆者の胸を打つ試合でした。

 

立海 1-2 氷帝で後編へと続きます。

 

両校共にガチオーダーではありませんが、とても面白いアニメでした。後編もとても楽しみです。

一つだけ不満点を挙げるとするならば、配信サイトがU-NEXT限定である点です。アマプラやネトフリのような動画系サブスクの類は、月額料金を払えば何でも見放題だと思っていたのですが、U-NEXTの場合はそれとは別に1100円がかかるようです。テニプリのためであれば、たかだか1100円程度惜しくもありませんが、やや割高感が否めないのは僕だけでしょうか。